『会長所信』

会 長 福 田 清 貴

「Let's get to Rotary's Magic
 〜ロータリーの魔法にかかってみよう〜」

会 長 福 田 清 貴 私は、2010年に甲府南ロータリークラブに入会し、現在在籍12年目を迎えました。優しく、尊敬できる諸先輩方に恵まれ、楽しいロータリー生活を送ることが出来ていましたので、外の世界に目を向けてみようなどとは思ったこともなく、また、離れたところから自分のクラブを見たこともありませんでした。そんな中、三年ほど前に、当時の立川ガバナー補佐の事務局員を拝命し、初めて、他のクラブに伺う機会を得、また、他クラブにお邪魔した経験を通して、初めて、甲府南ロータリークラブを外から見つめなおす機会を頂きました。
 当クラブは、通常例会の場合、12時28分に、開会2分前アナウンスが入り、12時30分に開会点鐘、食事を含めたセレモニーの後、13時からプログラムが開始され、13時30分に閉会点鐘となります。毎回、ほぼずれることの無いスケジュールで、当たり前の光景です。また、各事業も滞ることなく、進んでいきます。ただ、それは決して当たり前のことではなく、執行部はもちろんのこと、数々の担当のメンバーの皆様が、一生懸命準備を重ねているからであり、偶然に起こりえるものではないんだと、たくさんの気づきを頂きました。渦中の中にいて、ぬるま湯につかり、ただただ、楽しいだけでは気が付かなかったことだと思います。
 そして、昨年から、その経験を土台に、地区のRLIディスカッションリーダーを務めさせていただいております。RLIは、各個人のロータリー感を語り、また聞くことによって、たくさんの気づきを得るものなのですが、その中では、やはり、ロータリーは奥が深く、そして、自分が一生懸命にロータリーを学び、活用しようとすればするほど、たくさんの財産を得られるものだということを実感しております。
 ロータリーからは、直接的な利益はもたらされませんが、考え方、人とのつながりといったような、かけがえのない利益がもたらされます。ロータリークラブにいたことによって、プライベートでも、仕事上でも、尊い利益がもたらされた経験があるのではないでしょうか?
 ならば、面倒だと思わず、どうせやるなら、楽しみながら、ロータリーの魔法にかかったように、ロータリー活動を一生懸命やってみませんか?
 魔法にかかればかかるほど、もたらされる喜びが多くなることでしょう。

 想像してください…笑顔でロータリー活動を楽しんでいる自分を
 想像してください…一生懸命に取り組んだゆえに、満ち足りている自分を
 想像してください…仲間と喜びを分かち合っている自分を

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