『会長所信』

会 長 土 屋   契

「再生〜奉仕の種を蒔こう〜」

会 長 土 屋   契 全世界が新型コロナウィルスに翻弄され一年半が経過しました。われわれの意識と活動は大きく変容し、人とのかかわり方も仕事の仕方も、好むと好まざるとにかかわらず、その変化を受け入れてきました。
 先の東日本大震災や今回の新型コロナの感染を経験して、人類の歴史がいつも平和的にまた直線的に発展すると思っていることが「幻想」であることを「現実的」に突き付けられました。
 しかしまた同時に、いつでも方向転換し得るものであることを改めて気づかせてくれました。今回の新型コロナの感染を、視点を変え視野を広げて考えれば、コロナは今までの「常識」に加えて、「新しい着想」や「ひらめき」の機会を与えてくれ、人類の可能性を広げてくれました。
 われわれのロータリー活動においても、例会から奉仕事業、親睦活動まで大きく制限されることとなり、そのかかわりは希薄になり、時間が停止した感さえありました。
 しかし、わが甲府南ロータリークラブでは「新しい着想」をいち早く取り込み発展させ、「ひらめき」を「変化」へと変え、少しでも前に進もうと試みました。
 新年度を迎え、われわれに求められていることは、会員が心を一つにすること。そして甲府南ロータリークラブが高い意識の下、未来に向かって再び新たな方向を見出し、会員それぞれの意識と行動をより良い方向に変化させることが出来るなら、この一年は、奉仕と親睦をより一層深めて行く為に重要な一年となることは間違いありません。
 今年度甲府南ロータリークラブの会長テーマを「再生〜奉仕の種を蒔こう〜」とさせていただきました。「再生」再び生まれる。長い間、私たちのすべてを覆いつくしていた得体のしれないものから解き放たれ、再び躍動を始める。その為に、もう一度「奉仕の種」を蒔こうではありませんか。
 今われわれが生きている地球の未来に思いを馳せる時、大きな意味で「奉仕の種」は目に見えるものばかりとは限りません。私たち会員の心の中に、そして未来を担う青少年の意識の中に奉仕の種を蒔く。「持続可能な社会」に向けて、SDGsを意識しながら、この社会の課題を改めて知るところから始めましょう。そして、世界に地域にそれぞれの意識の中に「一生かけて育っていく種」を蒔こうではありませんか。
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